マイ ストーリー

世の人すべてにそれぞれが情熱を持って取り組める何かがあると思います。 
しかし私の場合、それが何か全くわかりませんでした。

物心ついた頃から、ずっと理由のわからない苦しさがつきまとっていた私は
学生時代から心理学的なもの、精神世界、占い、ヒーリング、カウンセリングなど
沢山のものを試してきました。

タロットに初めて出会ったのは20代の前半、苦しみの中で模索していた時期です。
しかしそれは当時の私の心を動かすものではありませんでした。

30代から40代にかけて、いよいよ苦しさが極まってきた私は
会社勤めに終止符を打つことに決めました。
辞めたいと思い始めてから18年もの年月が経っていました。

会社を辞めると決めた直後、タロットと再び出会いました。
タロットが内包している「霊性の進化」という世界観に魅了され
これまでただの占いだと思っていたタロットへの認識が大きく変わりました。

会社を辞めた私は、以前にまして自分の苦しみの正体の追求に拍車をかけ始めました。
これだと思うセッション、WS、セミナーなどを受けまくり、
やがては自分自身でもやってみたいと思うようになってきました。

しかし、新しい自分やなりたい自分を掴んだと思っても
気がつけばいつの間にか前の自分に逆戻り。
しかもそんな経験が積み重なってゆくことで、私の内面の糸はどんどん絡まり
遂には健康面にまで影響が出てくるようになりました。

そのとき出会ったのが心理学や脳科学をベースにした学びとセッションでした。
これは私に大きな影響を与えました。
同時にタロットの考え方との共通点の多さに気がつくことになり、
改めてタロットの可能性に目を向けるようになりました。

このことをきっかけに、これまでに学んだことや経験や考察など
すべてをタロットリーディングに取り入れてゆくことで
より自分の求める方向へセッションスタイルを変化させてきました。

タロットは無意識を意識化することが得意です。
無意識という影は意識という光が当たることで昇華し
自分にとって最大の理解者、協力者、生きるエネルギーの源となります。

そして多くの場合、問題だと思っていることは表層に過ぎず
本当の自分(魂の声、無意識)からのメッセージは別のところにあります。
そしてこれに気づき動かない限り、本当の自分は納得しません。
手を替え品を替え、苦しい現実を引き起こし続けてしまいます。

そんな状況から抜け出し、本当の自分を受け入れ自分の人生を始めるのに
随分と時間がかかってしまいました。

私ほど頑固でかたくなだった人間もそういないのでは、そんな思いにも駆られます。

しかし、そんな私だったからこそ
人間のしどころのない苦しみに寄り添い、そこから抜け、
本当の自分として生きてゆくお手伝いができるのではないかと思っています。

Satoe Katori